『合格ナビゲーターと事務局スタッフに支えられて続けることができた勉強』 小松原 朋子さん
2009年合格体験記

はじめに
今が試験開始の合図待ちだったとしたら、頼れるのはなんだろう?時計、エンピツ、あとは自分の体(脳みそ付き)だけ。脳みそには何が入ってないといけないだろう?過去問の範囲内の条文知識があればいい。そう思えるようになったのは、クレアールの『非常識合格法』を信じて、勉強を続けたからでした。
朝起きて、『厳選肢別チェック集』を読みながら電車に乗り、クレアールで勉強。2年半続けた受験生活は、始める前に予想していたものより、ずっと楽しく、充実した毎日でした。それは、クレアールでたくさんの方に支えられて、勉強を続けてこられたからです。
通学講座で再スタート
司法書士は、受験勉強で基礎知識がつきますし、これからの社会で必要とされる職業として魅力を感じ、目指すことを決めました。
初めは、クレアールの『合格コース(カセット通信)』に申し込みました。クレアールに決めたのは『非常識合格法』に惹かれたからです。コンパクトなテキストでないと、やり切れる自信がなかったからです。この選択は大正解でした。最後まで、どの科目も、クレアールのテキストを使い込みました。
通勤との両立は挫折し、その後水道橋本部校舎のカレッジコース通学講座に入り直しました。再度クレアールに決めたのは、事務局の方がとても親切だったからです。まだ受験すること自体迷っていたので、その相談から乗って頂きました。全くの法律門外漢でも勉強出来る事、女性の卒業生も活躍されていること等を聞いて、勇気が出ました。そこで、ずっと迷っていましたが、法律事務所でのアルバイトと、クレアールでの通学をするという生活スタイルに改めることを決意し、勤めていた会社を辞めました。
合格ゼミの参加で変わった勉強の質
最初は勉強をするという感覚が全く分からず、いろいろな勉強方法を模索しました。そんな中、クレアールには『合格ゼミ』や懇親会があると聞いており、それも受講の決め手だったので、とても楽しみにしていました。いろいろな成り行きで受験勉強をしている仲間を知ると、法律初学者だからと甘えていた気持ちが消えていきました。また、アルバイトとはいえ、フルタイムで走り回って仕事をしている後で疲れていたはずですが、夜の講義で友達の笑顔に会えると、元気をもらえ、復習にいそしむことが出来ました。そして7月、ゼミが始まってからは受験生活が一変しました。
最初の合格ナビゲーターの平塚先生にはとてもお世話になりました。遅れていた勉強スケジュールの相談にも乗ってもらい、「過去問をいつまでに1回転する」という約束を何度かしました。この約束のおかげでノルマを達成でき、これ無くしてその後の勉強は進みませんでした。
常にカバンに入れていた『厳選肢別チェック集』
講義の復習は、基本4法の講義の頃は、やり方が確立出来ず、中途半端に終わりました。ずっと続けられたのは『厳選肢別チェック集』を読むことです。これは2年半ほぼずっと続けました。とても素晴らしい教材です。5冊のどれかがカバンの中に常にありました。11月頃、曲がりなりにも、過去問を1回転してから受けた『基本4法択一マスター講座』からは、講義が身に付く実感を持って受けられるようになりました。講義の後、必ず出口で見送ってくださるスタッフの方が、1回でも合格出来るオーラを出し、常に励ましてくださいました。そのおかげで、「7月にはゼッタイ受かる!」と思えることが出来ました。
この頃、半年集中すれば合格出来ると信じ、年明けでアルバイトを辞め、専業受験生となりました。事務所を辞めるとき、弁護士の先生にアドバイスを受けました。「100%の準備をすれば必然的に受かる」2回、3回と過去問を解いても、分からないことだらけだった私にとって、合格は夢のようでしたが、100%の準備のためだけに、ひたすら過去問題集と登記六法をめくりました。
"仕組み"が学べた講義
年明けは過去問を完璧にすることを目指し、繰り返しました。勉強の進度を計るためと、ヤル気を維持するために、手帳に毎日の達成の数を書きつけていました。たくさん解くと励みになりましたし、1ヶ月ほどすると、よくやっていた日、あまり進まなかった日が一目で分かり、さぼれないサイクルが出来ました。
基本4法の過去問を解く傍ら、『マイナー科目完全マスター講座』の講義が始まりました。試験まで半年を切っていたので、とにかく講義を受けている3時間内に全て飲み込む気持ちで受けました。最初の授業は民訴から始まりました。古川先生の講義は、どの分野ではどこを押さえなければならないか、リンクさせなければならない仕組みはどこかをコンパクトに押さえ、確認の時間を取りながら進めてくださいました。法律の勉強全体に言えることだと思いますが、似た仕組みがたくさんあります。それを関連させることで、より短期合格へ近づく感覚がありました。マイナー科目の最初に民訴の講義を受けたことで、その後の講義も、コンパクトにまとめて覚えようという意識で受けることが出来ました。
春になって、ようやく点数が伸びるようになり、急に点数が伸びるのは不思議なことのように感じました。でも、教材を見ている回数が増えれば、わかっていなくても知識で解けるので、範囲さえ間違っていなければ、量をこなすことで、合格に少しずつ近づくことが出来ると思います。そしてクレアールにいる限り、範囲を間違えることはありません。その後受けた本試験では、択一はなんとかなったものの、書式足切りで不合格となりました。
工夫した2年目の学習
2年目工夫したことは、①答練の受け方②書式のミスノート③6月に使う教材を厳選したことの3点です。
①については、いつも1年目の本試験の苦い気持ちを思い出しながら、本試験で迷わない時間配分、解き方を決めることを意識しました。決めてからの答練後半は、迷わないように気をつけ、その解き方が体になじむことだけを考えて受けました。
②については、それまでに受けた全ての答練を3月までにもう一度解き、友達の薦めでミスノートを作りました。ノートを作ったのはこれだけですが、書き出してみると、同じところでのミスが多く、全て洗い出したときには安心しましたし、3月からは点数が安定するようになりました。
③については、1年目、試験直前に細かい知識を気にしてしまったことから、合格ナビゲーターの日野先生の「今まで一番見ている教材を完璧にしたほうがいい」「直前はとにかく過去問がいい」という言葉を思い出し、知識量の多い『択一六法』は見る時期を決め、6月になってからは、過去問と登記六法だけを完璧にすることにしました。
余計なことは考えない
直前期には「絶対合格」という文字を携帯の待受画面にし、友達にもらった「合格」達磨を日当たりのいい場所に移して毎日見るなどして、合格だけをイメージできるようにしました。また、この頃には心が弱っていたので、よく行っていたクレアール近くの公園で空を眺めたりして、心を落ち着かせました。
試験の前日は、「翌日と同じことだけすればいいや」と思い、午後4時まで勉強してから帰りました。自分のことだけでいっぱいだった私ですが、近くにはいつも励ましあえる仲間がいました。その仲間の誘いで、事務局にも挨拶に行きました。半年間お世話になった合格ナビゲーターの飯田先生に、「準備は万全ですか?」と言われたとき、「万全です!」と言い切ってみました。これは実は、はったりでした。でも、言葉には力があり、翌日、全ての力を出し切ることが出来ました。
試験会場に行くと、合格した年だけ何か特別なことが起きるわけでもなく、やはり前年と同じように、会場にいる人全員が受かってもおかしくないような感覚を受けました。どの人も使い込んだ教材を見ています。でも、自分の知識で必ず受かるはずだし、一定の点数が取れれば必ず番号が載るはずなのです。余計なことは考えず、目の前の問題を、法律的におかしくないように、書式については法務局で却下されないことだけを考えて、時間通りに解きました。
最後に
最初に勉強していた頃は、合格は夢のようでした。でも、どんな人でも、出来ることを続ければ、そして勉強方法を間違えなければ受かる試験だと思います。
クレアールで勉強出来たことは幸運でした。たくさんの仲間がいたから、負けないように頑張れました。校内では、事務局スタッフの方が声を掛けてくれるのがうれしくて、自習室にも通いやすくなりました。合格ナビゲーターの皆さんには、どうしようもない愚痴や質問を常にしていました。私の性格まで理解してアドバイスを頂いたからこそ、間違った方向に進まずに踏みとどまれました。講師の方々には、その科目のスペシャリストに、全ての授業を受けることが出来ました。
充実した2年半を過ごしたクレアールに心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
